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お知らせ

2018.03.07

【論文紹介】2型糖尿病患者におけるスタチン治療とPON1遺伝子多型がインスリン分泌に与える影響 Fukuoka Diabetes Registry

第二内科糖尿病研究室と関連施設で行っている前向きゲノムコホート研究、福岡県糖尿病患者データベース研究(FDR)から新たな論文がBMC Medical Genettics誌に掲載されました。当研究室 大学院生の角亜希子先生が報告しています。

FDRの日本人2型糖尿病患者を対象にスタチン内服とPON1遺伝子多型が糖代謝に与える影響をみた横断研究です。
高コレステロール血症の治療に使用されるスタチンですが、一方では耐糖能悪化との関連も指摘されています。
本研究では、スタチン治療を受けている2型糖尿病患者において、PON1 Q192R遺伝子多型のQアレル保有者はインスリン分泌が高値を示し、HbA1cが低いことがわかりました。PON1 Q192R遺伝子型を同定することでスタチン治療で利益を受ける症例が判別できる可能性が示唆されました。

論文へのリンク Pubmed BMC Med Genet

The gene-treatment interaction of paraoxonase-1 gene polymorphism and statin therapy on insulin secretion in Japanese patients with type 2 diabetes: Fukuoka diabetes registry

Akiko Sumi, Udai Nakamura, Masanori Iwase, Hiroki Fujii, Toshiaki Ohkuma, Hitoshi Ide, Tamaki Jodai-Kitamura, Yuji Komorita, Masahito Yoshinari, Yoichiro Hirakawa, Atsushi Hirano, Michiaki Kubo and Takanari Kitazono
BMC Med Genet. 2017 Dec 12;18(1):146