第2内科糖尿病研究室の歴史は古く、平田幸正先生(昭和24年入局)が開設後60年以上の歴史の中でインスリン自己免疫症候群(平田病)の発見、糖尿病診断の際に75gブドウ糖負荷試験で使用されるトレーランG®の開発など、数々の業績を誇っています。当研究室は福岡市内の基幹病院を中心に県内に多くの関連病院、専門医教育施設を有しています。また、日本糖尿病協会福岡県支部は創設以来第2内科に置かれており、長年にわたり福岡の糖尿病医療の中心として活動しています。

糖尿病は内分泌代謝疾患であるとともに、全身に様々な合併症を来す疾患です。糖尿病と深く関わる腎臓、高血圧・血管、脳循環、消化器など幅広い領域をカバーする第2内科の各研究室と綿密な連携のもとで診療、研修が行えるのも当研究室の魅力であり、「臨床の2内科」ならではの全身のマネジメントを得意とする糖尿病専門医の育成に力を入れています。所属する女性医師が多いのも特徴の一つで、様々なライフイベントにも臨機応変なサポートを行っています。また、ママさん医師のグループなどもあり、多様な働き方を支援する体制を整えています。

当研究室は今後も伝統を受け継ぎつつ、新たな知見の発信、多様な人材の育成を通して、糖尿病医療への貢献を目指しています。

主任 大隈 俊明

  • スタッフ紹介
  • 研究室の特徴
  • 関連施設

共通の診断基準や治療方針のもとに専門医療を提供している福岡県内の糖尿病専門施設に通院中の患者を対象に糖尿病多施設共同データベースを構築しています。

  • 研究について
  • 業績

最も大事なことは“単に血糖値やHbA1cを下げる”ことではなく、糖尿病患者さんにとって“より良い人生を歩んでいただく”治療方法をみつけること。
当研究室は歴代の研究室員の努力により長い歴史と実績を誇っており、多くの方が二内科に入局されることを願っています。

  • 研修について
  • キャリアプラン
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